アンガーマネジメントでイライラ解消! 棚多里美先生講座受講

2019/02/08
 
この記事を書いている人 - WRITER -

2/2に、広島市中区で、NPO法人日本タッチ・コミュニケーション協会主催の講座を受講しました。

一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会 アンガーマネンジメントコンサルタントの棚多里美先生による、

「アンガーマネジメントでイライラ解消!いい笑顔!」

です。

イライラしなくなれるのか!?

アンガーマネジメントとは

講義によると、

アンガー=怒り マネジメント=後悔しないこと

で、

怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らないようになること。

つまり、怒ってはいけない!のではないのだそうです。

目からウロコのポイント3つ

①些細なことで怒るのはみんな同じ。

怒りは些細なことへのイライラの積み重ね。

「些細なことでイライラする自分」にがっかりしなくて良いのです。

子供が散らかしてイライラ、飲んで帰った主人へのイライラ・・・

日頃、自分ってなんて器が小さいんだろう、と思っていましたが、

講座でお隣の受講者さんに聞くと

自分とそっくりのイライラネタでした。

自分だけじゃない、みんな同じ。

②怒ってはいけない。ではない

冒頭の アンガーマネジメントとは に書いた通り、

アンガーマネジメントは怒らないことではない。

怒る必要があると”判断”したことは怒る。

・・・そんな冷静に怒れない、と思ってしまいますが、

それをトレーニングするのがアンガーマネジメントなのかなと思いました。

③怒りにはポジティブな要素もある

ネガティブのイメージが強い怒りですが、

ポジティブな要素として、

(何かをするための)エネルギーになる

ということがあります。

絶対負けない! 成功してみせる! などと怒りをエネルギーに変えるということです。

アンガーマネジメント 3つのコントロール

アンガーマネジメントでは3つのコントロールを行います。

3つのコントロールとは、

  1. 衝動のコントロール
  2. 思考のコントロール
  3. 行動のコントロール

衝動のコントロール

反射的に怒りで反応することを避けるためのコントロールです。

方法は、怒りを感じたら6秒待ってみる。

そして、

  • 自分が落ち着ける言葉を唱える
  • 怒りの”度合い”を数値化(1-10のレベルで表すなど)して自分の怒りを分析・理解する
  • できればにっこり笑う。無理矢理笑うことで気持ちを切り替える。

そんなどころではなく、感情をコントロールできなくなりそうな場合は、

その場を離れて一旦リセットする。

思考のコントロールと行動のコントロール

今の怒りは、許せる怒りなのか、許せない怒りなのか。

怒りの正体は、

自分自身(他人ではない!)の”こうあるべき”という理想と現実とのギャップ

このギャップにより、不安、嫌だ、苦しい、心配などの

第1次感情が生まれ第2次感情である怒りとなる。

そしてこの”こうあるべき”は状況によって変化します。

そのため、同じことでも許せる時と許せない時がある。

許せる相手と許せない相手がいる。

そこで、思考をコントロールすることにより、

許せると許せないの境界を安定させる

そして、

許せない・怒る必要がある かつ 自分で変えられること

についてのみ行動するように行動をコントロールする。

自分で変えられないことは、受け入れる、放っておくことができるようになる。

ちなみに行動として相手にお願いをする時は、

怒りではなく第1次感情を伝えてからお願いをするようにすると良いそうです。

 

コントロールするためのトレーニング

思考と行動のコントロールをできるようになるためには、

自分の怒りを記録すること

記録することで意識すること、が重要です。

記録する内容は、

  • 怒りを感じたことと怒りのレベル(数値化して理解する)
  • 怒りの正体、”こうあるべき”は何か、第1次感情は何か
  • 自分も周りもよくなるために、どう考えなおしたら良いと思うか

実践したいこと

講座を受けてまず実践したいと思ったこと。

  1. 些細なことでイライラしていると落ち込むのをやめる。
  2. 衝動のコントロールを心がける。6秒待つ。落ち着く言葉を身につける。
  3. 怒りの数値化と、正体のこうあるべきと第1次感情を考える習慣をつける。

ちなみに私はいつも同じ”こうあるべき”でイライラしてしまいます。

家事育児に関して言うと、

母の呪縛

によるこうあるべき。

自分の母は、仕事をしながらも家事に手をかける人です。

小さい頃から外食はほとんどなかったし、お惣菜を買ってくることもありませんでした。。

父も家事に協力的ではありますが、

基本的には母が家事育児をやっていて、

その姿を見て育っているから、母(妻)はそうあるべきという

呪縛からなかなか抜けられないのです。

主人が家事を手伝ってくれることに申し訳ないと思う。

自分ができないからだと思ってしまう。

お惣菜を買うと、サボってしまったと後悔する。

せっかく理解のあるパートナーに恵まれたのだから、

少しずつ呪縛から離れたいものです・・・。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© 八ノヒブログ , 2019 All Rights Reserved.