名著「部分と全体」ハイゼンベルク

 
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「部分と全体」

物理学者のハイゼンベルクが書いた本で、

アインシュタインを始めとする偉大な物理学者達との対話などが記録されている。

その詳細さ、物理学の視点から見て名著に違いないと思うけれど、

世界が戦争に向かう様子が、これも驚くほど詳細に読み取れる点でも、

大変な名著であると思う。

戦争はある日突然起こるのではなく、

少しずつ情勢が悪化していくことに、皆が少しずつ慣れていってしまうこと、

感覚が麻痺してしまうこと、そういう恐ろしさがよくわかる。

アメリカもイランも、みんな、過去の教訓を生かして平和に済ませて欲しい。

この争いに対して何も関係のない子どもたちに、もし被害があったら、

精一杯助けることが、大人の責任として、

最低限出来ること、

最低限やらなくてはいけないこと

だと考えている

 

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