失敗しない♪風味の良いジャムの作り方

煮過ぎたジャムは風味がなく美味しくない
旬の新鮮な果物、たくさんある時はジャムにして保存すると長く楽しむことができますね。ジャムを作る時に気をつけたいのは煮詰め過ぎないことだと思います。弱めに煮詰めたジャムはコンポートのように美味しくいただけますが、煮詰め過ぎたジャムは固いだけでなく、風味がとんでしまい食べられたものではありません。煮ているときはジャムが熱く柔らかいのでつい煮過ぎてしまいがちなのです。今回は煮詰め過ぎない美味しいジャムの作り方を紹介します。私は数年前にこのレシピを知ってから毎年春にいちごのジャムを作っています。
風味の良いジャムの作り方
材料
果実 ・・・今回はいちごで作りました
いちごは水分が多く作りやすいのでおすすめです。
ジャムを作る鍋に対し約半分以下の深さに収まる量にします。
砂糖 ・・・果実の半分の重量。グラニュー糖もしくは好きな砂糖。
きび砂糖やてんさい糖でも作ることができます。
レモン果汁 ・・・お好みで。
私はあまり入れたことがありませんが問題ありません。
時間 ・・・必須!鍋から離れずにいられる時間を用意!!
作り方
- いちごに砂糖を加えて一晩置く。いちごはなるべく洗わない方が良いです。洗う場合は水分が残らないように拭くかよく乾燥させます。一晩経つとちょうど良い具合にいちごの水分が滲み出てきます。
- 鍋を火にかける。火加減は強火の中火です。鍋底から炎がはみ出さないように調節します。
- 沸騰したらアクを取りながら鍋底を混ぜる。沸騰するとアクが出てきます。写真の白い泡のようなものがアクです。これを絶えずすくいながら、鍋底を焦がさないようにへらなどでこそげるように混ぜます。精白していない砂糖を使うと初めにアクがたくさん出るようです。
- 適度な水分量まで煮詰める。ここが一番のポイントです!沸騰してすぐは大きな塊だった泡(写真左)が小さい塊になってきます(写真右)。これが煮詰まってきた状態です。泡の直径が3cm程度になるのが目安です。
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固さを確認する。少量を小皿にとって固さを確認します。ジャムが十分冷めてから小皿を傾けてみます。ゆっくりとろ〜っと落ちるくらいが適当な固さです。ジャムが冷めるまで少し時間がかかるので、心配な場合は一度鍋の火を止めてゆっくり確認します。写真右が傾けた状態です。少し柔らかめで止めています、これよりやや固くても良いと思います。
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いちごを好みの大きさに潰す。マッシャーなどを使って鍋の中でいちごを潰します。潰さずそのままでもとても美味しいです。
- ビンに詰める。熱いうちに消毒した瓶の口まで詰め、蓋をして逆さまにして覚ませば出来上がり!今回は、約1200gのいちごから450mlの瓶2本分のジャムができました♪ 瓶を開封しなければ長期保存可能です。一度開封したら早めに食べきった方が良いです。
おばあちゃんに送りまーす♪♪